Diary

2012年10月28日(日)

自分のことばっか考えるのは自殺行為

前にもちょいと書きましたが、
「自分」というヤツについて少々。

自分はなんで不安なんだろう。

なんて、人はよく考えます。

自分は不安で、明日、会社に行くのがつらい。

なんてことも考えます。

般若心経的に言えば、
自分というものには、実体がないんです。
つまり自分というものは存在しないんです。

なぜかといえば、
自分というものは、
さまざまな条件や環境が作用し合って、
たまたま生じている仮の姿でしかないのです。
条件や環境は日々変化していき、
それと同時に、「自分」と呼んでいる意識も、
つねに流されています。

だから。

いまの状況を嘆いて不安になっても仕方がないのです。
いまの気分の状態は一時的なものでしかありません。
なにしろ、自分は絶対的なものでなく、相対的で移り行くものですから。
ところで、人間、ちょっとしたことで気分が変わることがあるでしょう。
iPodで聴いた音楽がなんだか心地よかったとか、
今日のカレーはうまかったとか。

だから。

いま、この時点で、自分というものを絶対視して、
それが永遠に続くかのように錯覚して、
いまの現状に不安や不満を持つのはばかげているのです。

それよりは。

もしいま、不安でいっぱいなら、
何か手を動かしてみましょう。
誰かのために何かをする。
誰かに優しい言葉をかけてみる。
洗濯をしてみる。
本屋やCDショップをながめる。
隣町の喫茶店に行ってみる。

なんでもいいですよ。
とにかくいまの気分を変えることです。

不安は連続すると悪魔になります。
一度、不安を遮断する、不安の連続を断ち切りことから始めましょう。
いったん、不安を断ち切ると、心が軽くなります。

ああ、なんだ、考えてみれば、
たいしたことねーじゃねえか、
と気分がくるっと変わるのです。

話をまとめると、
自分は仮の姿で実体がない、
だから自分が生み出す不安にも実体がない、
つまり実体がないものに、実体があるかのように思いを巡らすのは、
もっともいけない自殺行為なのです。

世界に目を向けましょう。
世界を観察しましょう。
他人に優しくしましょう。
自分のことを考えるのもしばらくやめときましよう。

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